株主総会

一昨日のことになりますが、当社ウェブサイトに「第9回定時株主総会招集ご通知」を掲載させて頂きました。株主様に対しては、郵送にて書類をお送りさせて頂いております。
前期については、大きな特別損失が発生し、一時債務超過に陥ったことについて、深くお詫び致します。
現状においては、双日株式会社への第三者割当による増資により財務基盤の改善ができ、前期に行った除却等による基礎コストを低減や、新サービス投入等による顧客獲得の強化により、下期の売上および利益については堅調に推移いたしました。
ひとえに、当社を支えていただいた方々のおかげであると、感謝致しております。

なお、召集のご通知の「関連当事者との取引に関する注記」において、当社が所有していた投資先の株式4,550万円を、私が購入させて頂いた旨報告させて頂いております。
こちらについては、過去に当社が投資決定をしIRをさせて頂いたものでありますが、前中間期において著しく価値が毀損されて0に近い価値であると監査法人から指摘されており、債務超過の折にさらなる債務の拡大を防止すべく譲渡を受けさせて頂きました。なお、これに伴い、私が所有する当社株式の一部を売却するに至っております。
これに伴う当社株式売却ついては、一部株主様からもご意見を頂いておるところでございますが、なにとぞ状況をご理解のうえ、ご容赦頂きたく存じます。

今期については、連結子会社が無くなり単体のみでの決算となり、営業利益で3億円を目指しております。
市場環境としては、セキュリティ意識の向上やコンテンツのリッチ化などによりサーバ需要は底堅く、また以前のサーバに比べて電力効率が高い、低消費電力サーバへの乗り換え需要も大きくなっております。
当社としても、データセンターとサーバを一体で運営し提供できることを、他社に対する優位点であると考え、以前より自社開発を手掛けてきた低消費電力サーバのノウハウを生かし、サービスの充実へさらに注力してまいります。
今後、データセンターが相次ぎ開設され、競争の激化からラックの収益性は悪化することが懸念されておりますが、当社の得意とするホスティング(サーバ提供)サービスの充実や、運用保守サービスの拡充など、付加価値による差別化と利益の向上を目指してまいります。
また、双日グループ入りしたことを最大限に活用し、販売チャネルの拡充など、シナジー効果の創造を目指しております。

今後ともさくらインターネットを宜しくお願い致します。

さくらのブログ

さくらのブログにおいて障害が発生し、お客さまに大変ご迷惑をおかけすることとなり、申し訳ありません。
原因はストレージの故障であり、詳しい情報については追ってお知らせする予定ですが、取り急ぎ代替機にバックアップデータをコピー中であり、完了次第復旧する見込みとなっております。
現在、自体の重要性を鑑み、通常の運用保守体制に加え、社長直轄で各部門責任者を含めた復旧チームを結成し、鋭意作業を続けております。
当社としても、これほどの長時間にわたりサービスの一部が停止させるという状況を重く受け止め、再発防止策を強化することに致します。
重ねて、お客様および関係者各位に深くお詫び申し上げます。

専用サーバ エントリープラン

先日より、専用サーバの新プランを発表させて頂きましたが、予想以上の申し込みにより事前に用意していたサーバをすべて販売してしまう状況となっています。
それにより、現在はお申込みを一時停止させて頂いており、検討いただいておりましたお客様には申し訳なく思っております。
今回の新プラン、特にエントリープランについては初期費用が無料なこともあり、大変利用しやすい料金形態となりました。
個人の方の場合は、初期費用の割高感により、なかなか専用サーバを利用できないという意見を寄せられていましたので、非常にマッチする内容かと考えています。

専用サーバ エントリー

なお、専用サーバエントリープランについては、一日も早い受付再開を目指しておりますので、今しばらくお待ちください。

第三者割当増資について

先日より、中間決算における特別損失発生および債務超過に至った件について、大変ご心配をおかけしておりましたが、一昨日発表のとおり双日株式会社への第三者割当増資によって財務状況の改善が行える見込みとなりました。
既存株主の皆様には大変ご迷惑をおかけすることになりますこと、改めてお詫びいたします。今後は、利益を確実に積み上げることこそ、今回の増資に理解頂く為の重要なプロセスであると認識し、全力で経営に取り組むことを約束致します。

資本提携に関する基本合意締結のお知らせ - 2007/12/27
第三者割当による新株式発行に関するお知らせ - 2008/01/25

今回の増資については、下方修正の発表前より複数の相手先と交渉を開始させて頂いており、商社以外にも、同業者、その他IT系の企業や、ファンドなど、広くコンタクトを取り、条件の調整を行っておりました。
その過程において大前提とさせて頂いたのは、本業であるデータセンター・ホスティングサービスに対するインパクトを限りなく0にしなければならないと言うことでした。
その為、大きな事業構造の変化が起こりえるファンドや、現場の混乱を招きかねない同業者ではなく、また顧客獲得や解約等に影響が出ないよう第三四半期末(12月末)までに基本合意の可能な、相手先ということで絞込みをさせて頂きました。
また、増資後の持分比率が1/3を超えず、且つ直近の平均株価を上回る価格で引き受けて頂けることも前提とさせて頂いておりました。
これらは、債務超過状態にある当社にとって、かなり強気な条件ではありますが、今後も継続的に本業分野を成長させていただくために、絶対に譲れない条件であるとの認識の下で交渉をさせて頂きました。その結果、以前より協力関係を模索し、当社の強みを理解し評価頂いておりました双日株式会社へ割り当てを行うこととなりました。

当社の中間決算発表時の流動比率は単体で38.9%まで低下しており、今回の債務超過に伴う資金調達の困難さによって事業継続性が危ぶまれる状況に陥っておりましたが、短期借入金および一年以内返済予定の長期借入金を合計した10億円弱について、今回の増資により調達ができることから、全く心配をおかけすることのない状況となります。
ちなみに、2007/4?2007/9の営業キャッシュフローは、約4億7千万円のプラスであり、例えば投資を控えて返済を続けるとすれば、今回の第三者割当増資が無くとも1年から2年で危機は脱出できるとの試算も行っておりましたが、この営業キャッシュフローは、お客様がこれまでどおりの増加を続けることが前提であり、投資を控えながら、また信用不安を抱えながらの達成は、リスクが高すぎるとの経営判断を行いました。
今後、第三者割当増資で得た10億円および半年で5億円近く得られる営業キャッシュフローを最大限活用し、投資を減速させること無く、さらに健全な財務状況に向かえるように致します。

平成20年3月期 中間決算
貸借対照表(抜粋)
単位千円
平成20年3月期 中間決算財務・業績の概況より
流動資産1,209,236 流動負債3,110,107


(短期借入金)656,668


(一年以内返済予定の
長期借入金)
316,039
固定資産3,577,916 固定負債1,711,682


負債純資産合計4,821,789


純資産合計- 34,636
資産合計4,787,152 負債純資産合計4,787,152

収益面につきましては、当社の本業にシナジー効果の薄い、システムソリューション事業やコンテンツ配信事業の整理が必要であり、既に株式会社カイロスおよび株式会社DOMIRUの2社については持分の売却を完了しました。今後も、関連会社の整理、および新規事業の整理が必要不可欠であると考えております。
本業分野については、発表のとおり堅調に推移しており、目立った解約の増加や新規獲得の鈍化などもありません。ひとえに、さくらインターネットのサービスへ信頼を頂いております、お客様のおかげであると思っております。
当社の場合は、非常に追い風のデータセンターサービスに加えて、サーバサービスや運用保守サービスにも強みを持っており、大変成長の見込まれる分野を本業としております。上記のとおり、危機的な状況を早期に解消し、また本業回帰の方針によって、経営リソースを本業に集中させられる環境を手にしたことから、今まで以上に健全に成長を加速させられる状況となりました。
もちろん、オンラインゲームや子会社、関連会社など、まだまだ対処すべき課題も多く、また本業においても厳しい競争環境下でもあり、さらなる変革を求められています。
決して、のんびりできる状況ではないと言うことを社員一同改めて認識し、皆様にもっと支持頂けるさくらインターネットへ発展し続けますので、皆様のご支援をよろしくお願い致します。

社長就任にあたり

ご挨拶が遅くなりましたが、11月30日に社長に就任し、再びさくらインターネットを率いていくこととなりました。
まずはじめに、今回の一連の発表について、突然のことで大変ご心配をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。
今後につきましては、就任の挨拶にて表明させていただきましたとおり、本業に注力する形にて立て直しを図り、本業外のセグメントにつきましては子会社を含めて整理を進めてまいります。

オンラインゲーム事業につきましては、現在提供中のロード・オブ・ザ・リングスオンラインおよびダンジョンズ&ドラゴンズオンラインについては、ライセンス元との契約事項もありますことから、公式サイトでも公開させて頂きましたとおり、継続して提供させて頂くこととなります。発表させて頂いております通期予想については、全て継続を前提とした形で発表させて頂いております。
なお、当社の理念でもありますとおり、提供をさせて頂く限りは品質を低下させないよう、現状どおりのサポート体制をとらせて頂きたく考えており、株主の皆様には何卒ご理解を頂きたく存じます。
もちろん、今回の減損に伴ってオンラインゲームにかかわる減価償却費負担が大幅に低減されており、ライセンス元との契約条件についても改定の調整を行っており、本業部分への影響は最小限に済ませる形での再構築を、最優先課題のひとつとして取り組んでおります。

本業におきましては、東京都区内のデータセンターが来年から再来年にかけ、相次いで新設されることも視野にいれ、競争が激化するであろうコロケーション(場所貸し・ラック貸し)への依存度の低減を図り、得意分野である高付加価値のサーバサービスをさらに強化して参ります。
今年の1月に開始した専用サーバプラットフォームや、5月に開始したさくらのレンタルサーバビジネス・プロについては、予想を大きく上回る達成度を示しており、8月より開始したビジネスホスティングについても、順調に獲得を行っております。これらが、今回のような状況においても、順調に経常利益を生み出す源泉となっているものと考えております。

現在、サーバの熱問題、セキュリティ問題などで社内にあったサーバをアウトソーシングする動きが広まっています。また、リース物件が来年度よりオンバランス化されることにより、サーバをサービス利用料形態で利用したい、またSaaSをはじめとしたアプリケーションをサービスとして利用したい、といった要望も多くなっております。
このようなことから、一般企業におけるサーバ需要は、今後も強い伸びを示すものと考えており、豊富なサーバ運用実績を生かしながら、更なる成長を目指してまいります。
さらに、もともと当社が得意としております、インターネットコンテンツ事業者向けのサービスについても、リッチコンテンツ化の波の中で、さらに顧客単価の向上を目指してまいります。

なお、当社においては財務戦略および財務状況に大きな問題があったという反省のもと、戦略を立案する会議体の見直し、および第三者割当増資による状況の改善を検討しております。
第三者割当増資については、先日の短信でも発表させて頂いたとおり、近日中に発表できるよう鋭意調整を行っておりますので、今しばらくお待ちいただきますよう、お願い申し上げます。もちろん、弊社のサービスの価値を低減させるような第三者割り当ては絶対に行わないことをお約束すると共に、ガバナンスに問題があったことの反省も踏まえて、経営に対する監視が行えるような社外取締役の選任等を検討しております。

「本業外事業については最優先で整理」「本業については今まで以上にリソースを潤沢に投入」この2点を中心として、本業に対する追い風の状況を最大限に生かし、経営を立て直して参りますので、引き続きご愛顧いただきますよう、心からお願い申し上げます。

決算下方修正について

本日、通期業績の下方修正を発表致しました。本当に申し訳ありません。
謝罪のしようもないくらいのことであると思っております。

主な要因は、6月よりタイトル(ロード・オブ・ザ・リングスオンライン)の追加を行った、オンラインゲーム事業の成績が目標数値に達しなかったことによるものです。資産の減損4億円弱や関連する子会社の株式の評価損、および収益のマイナスが、中間期の決算において計上される結果となっております。
本来、オンラインゲーム事業では、上半期(4月から9月の6ヶ月間)に2億8千万円弱の売上を見込んでおりましたが、結果としては4千万弱の売上という、約2億4千万円の大幅な乖離が発生しており、これ以上続けることによって、好調な本業を立ち直れないものにしてしまう可能性があるとの判断から、今後発生しうる損失を全て先に計上すると言う、苦渋の決断へと至っております。
当然のことながら、不調のためにオンラインゲーム事業の原価はいくぶん抑えられたものの、先ほどのような大きな売上の未達成に対して吸収は全くできない状況にありました。

これらのことについて、知らなかったなどと言える立場にあるわけも無く、またオンラインゲーム以外において、私がかかわっていた投資に関する損失も含まれ、大きな責任を感じており、それ相応の対応をとるつもりであります。
今話せないことも多いですが、来週の決算発表以降には、私もIRでも情報を逐一お伝えしてまいります。

なお、上記のことがありながらも、上半期については本業たるデータセンター事業において予想を大きく上回る収益を上げることができ、結果としてオンラインゲームにおける大きな原価については本業の収益で吸収され、さくらインターネット自体の経常利益は予想より若干ではありますが上回る予定です。
当社の場合は、収益性の比較的低いコロケーションサービス(ラック貸し)よりも、収益性の高いインターネット回線やホスティング事業の売上比率が高く、競争環境の厳しい中においても、他のデータセンターに比べて収益性の高さに強みを持っております。これは来年以降に始まるであろう、データセンター乱立の環境においても生かされてまいります。
その中で、せっかくのこの強みが、副業によって毀損され続けた状況を放置したことは深く反省し、今回の決断の先には他のデータセンターとは一線を画した、より付加価値の高いサービスを提供できるよう、本業回帰の精神の元でまい進してまいります。

オンラインゲーム等における損失については、会計上の損失処理であり、今後に大幅な支出等は予定されておらず、且つ債務超過については近日中に解消見込みで、当社の本業における事業継続性については、全く問題ありません。
もちろん、本業における高品質、高コストパフォーマンスに影響が出るような状況は絶対に避けるべく、従前どおり、回線の増強、サポートチャネルの拡充、サーバ品質の向上など、資源を投入していきます。
現在、レンタルサーバにおけるデータベース品質の更なる向上や、503エラーへの対処であるなど、お客様のアンケートを元に課題をピックアップして取り組みを始めており、専用サーバなどのサービスについても、長期間ご利用のお客様へのインセンティブの考案などを進めておりますが、これらの推進について全く手を緩める予定はありません。

当社のサービスは、他社に比べても大きくお客様によって支えられていることは、疑うべくもありません。
そのような中で、今回のようなことを続けてきたことは、裏切りに他なりません。繰り返しになりますが、本当に申し訳なく思います。
私が1996年12月にさくらインターネットを創業してからもうすぐちょうど11年。社員と共に試行錯誤を経ながら、まだまだ足りないながらも少しは価値のあるインターネットサービスが提供できるようになったと思っています。それと同時に、お客様が、「お金を払う人という立場」だけではなく、さくらインターネットのビジネスモデルを成り立たせる必要不可欠な存在であると言うことを、痛いくらいに理解してきました。
その上で、今まで以上に価値を向上し、少しでも満足いただけるインターネットサービス提供していきたい気持ちに偽りはありません。

一部の事業を譲渡しながらずうずうしい話ではあります。
しかし、ここから先の第三者割当増資にせよ、本業外事業の整理にせよ、お客様の存在を無視するような行為は絶対にいたしません。また、当社を信じて投資を頂いた株主の皆様や、今のさくらインターネットを作り上げてきてくれた従業員の皆様に対しても同様です。
このような状況では在りますが、本業の継続性に全くの問題は無いこと、従前以上に改善を続けていくことに信頼頂き、これからもご愛顧を頂きましたら幸いです。


以上、今回は本当に申し訳ありませんでした。
お客様や株主の皆様、また経営陣を信頼してついてきてくれた社員の皆様、さらに当社のゲーム事業に夢を持ち来ていただいた社員の皆様に、深くお詫びいたします。

大連から上海まで18時間!?

今回の大連出張では、データセンター4箇所、政府機関2箇所、ソフトウェアパーク2箇所を実質2日弱で回るという強行スケジュールでしたが、現地でコーディネイトしてくださった会社さんのおかげで、無事日程を終了しました。
と、日程は終了したものの、最後の最後に、とんでもない目にあってしまいました。

というのも、朝に2件データセンター見学をした後、12:30の飛行機に乗るべく11時前に空港へ向かったわけですが、大雨で飛行機が飛んできておらずチェックインできないとのことでした。まあ、仕方ないなと思いながらも空港で待っていたわけですが、6時間経ってもチェックインが始まる様子すらありません。
とりあえず、17時ころに何とかチケットは取得したものの、今度は搭乗が始まらない。17:30には搭乗できるはずなのに、結局1時間くらい待たされてようやく搭乗ができました。

一応、飛行機のドアは閉じられ、ほっと一息かと思いきや、1時間経っても離陸する様子すらなく、挙句の果てには食事が出されてしまいました。食事が出るということは、少なくともあと1時間以上は動かないこと確定です。
最後のほうには、中国人乗客がコップで机を叩き出すわ、シュプレヒコールを挙げてみんなで「総経理をだせ」とかデモを始めるわで、女性客室常務員は泣き出すし、男性客室常務員は客と喧嘩を始めるし、もう収拾が付かない状況で、搭乗から3時間以上経った22時過ぎに飛行機から降ろされてしまいました。

ところが、降機して30分も経たないうちにやっぱり離陸するらしいといううわさが流れ、飛行機に戻るはめに。このころには、空港職員も残業せずに帰ってしまい、セキュリティチェックすらない状況になっており、まるで路線バスのように乗り降りし放題になっています。おまけに自分と同じチケットを持った人まで現れ始め、自由席のようになってしまいました。
最終的には、警察までやってきて「お前は降りろ、とか、お前は座れ」とか、人数調整をしています。いやはや、搭乗名簿はどんな状況になっているのか、怒りを通り越してあきれてしまう状況です。

ちなみに、空港職員が居ないので、南方航空の職員がメガホンで「中国語のみで」空港内に「もうすぐ飛行機が出るよ?」とアナウンスしていたらしく、さっきまで20人以上居たはずの欧米系と思しき人々は、1人に減っていました。自由席状態でタダでも席が足りないのに、言葉のわからんやつは置いていこうという位の勢いです。別の人が昔経験したという「1時間搭乗が遅れると聞いて喫茶店に行ったら、30分後に離陸されてしまった」なんて話も、俄然信憑性があがります。

とりあえず、人数を無理やり調整して、客室乗務員用のジャンプシートまで一般人が座っているような状態で再び扉は閉じられましたが、やっぱり動き出す様子はありません。結局、そこからさらに2時間機内で待たされ、ようやく深夜1時前に離陸しました。
浦東到着は3:00、家に帰り着いたのはもう4時です。ちょっと外が明るいくらいになっていました。

10時に大連市内を出て、家には4時着なので、トータル18時間かけて移動することとなり、もう二度と経験したくは無いとはいえ、いい経験をすることになってしまいました。

ごった返す大連の空港

17:30搭乗開始の搭乗券

床でトランプを始める中国人乗客

もめる機内

特別損失発生について

大変残念ながら、前期決算について特別損失発生のお知らせをすることとなってしまいました。
株主の皆様には大変申し訳なく思っています。

内容については、東証で発表されている資料のとおりですが、オンラインゲーム事業の不振に伴って、現在提供中である「ダンジョンズ&ドラゴンズ・オンライン」(DDO)に関する専用実施権や固定資産などを除却したために、2億円の特別損失が発生しております。
https://www.release.tdnet.info/inbs/441a1610_20070426.pdf

なお、本業のセグメントについてはたいへん順調で、トータルではDDOの減収を含めても1億円近くの増益となりました。
もちろん、市場環境が良いこともありますが、それに伴うデータセンターラックの稼働率が向上したことによって、さほど原価が増えることなく売上を計上できたことが大きいと考えています。
前期の場合、損失につながった費用の大半はデータセンター新設・増設(西新宿新設、代官山新設、堂島拡張)を先行させたことと、オンラインゲーム事業の諸費用(運営費、広告費、減価償却費等)だったわけですが、前者については売上が増えたことによって、カバーできた部分も多くありました。さらに今期は、後者についても今回の除却により改善できるものと考えています。

ところで、データセンターについては、主な需要地である東京の地価上昇に伴う調達コストの上昇により、考え直すべき点も出てきています。例えば、都市型データセンターと銘打ってサービスの強みを出していましたが、それは当社の「会社の強み」ではなく、あくまでも「サービスの強み」であり、先のような状況下において当社の先行者利益は薄れてきています。
しかし、重要なポイントはサーバをアウトソーシングする動きがますます広がっているということであり、しばらくは需要が減ることは考えられないということです。先日、同じくマザーズ上場のGMO-HS青山社長と私の対談記事が雑誌に掲載されていましたが、そこでもお話したとおり、SaaSをはじめとする高付加価値型のホスティングが広がっていることや、JSOXなどの影響によりITのアウトソーシングが進んでいることが、大きな追い風となっていくと思います。

特に当社の場合は、売上の半分以上が当社で運用保守をお受けしているものであり、データセンターを取り巻く環境は厳しくなっていくものの、運用保守といった付加価値の高い成長市場で、受注を拡大出来ています。
ホスティングサービスでは、専用サーバプラットフォームを昨年末に投入し、予想以上の反響を頂いており、高利益サービスであることも相まって、利益の向上に寄与しています。また、同じく利益率の非常に高い、レンタルサーバ分野においても、より付加価値を高めたビジネスプラン発表し、5/9より販売を開始します。
データセンターサービスでは、ポータルサイト様向けに運用保守をパックしたサービスを提案したり、回線の提供方式を改善するなど、営業部門の努力により、ラックあたりの利益の向上も進んできました。
このように、データセンター自体の厳しい市場環境を、当社の持つ運用保守という強みを持って、成長を引き続き続けていきます。

ちなみに、当社は一番大きな契約でも売上全体の3%程度と、特定の顧客に売上を依存していない(できなかった?)という強みもあり、もともとの定価は安いものの、不当な値引き圧力を受けることは少なく、このようなことも、今後の利益率改善の大きな後ろ盾になってくれるだろうと考えています。
もちろん、コストパフォーマンスは経営理念の中核に位置するものですから、あくまでもコストパフォーマンスは追及し、純粋に値段が高いだけのサービスは一切行うつもりありません。

なお、オンラインゲーム事業においてはテクモ社のリーボと提携し、前期のもっとも大きな失敗要因であったゲームマーケティング面で改善を図り、ロード・オブ・ザ・リングス オンラインの地固めも行いました。
自分への課題としては、前期までは得意分野でもある(そもそも起業のきっかけ)、データセンターやホスティング事業といった本業面にしか関与ができてませんでしたが、今期はそれ以外の事業(オンラインゲームや動画配信など)の知識も深めていきたいと考えています。

今回は大変残念なお知らせでしたが、不良資産を一掃してV字回復ができるように頑張りますので、さくらインターネットを引き続き応援頂けましたら幸いです。

「さくらのレンタルサーバ・ビジネス」プロ

当社のレンタルサーバに新しいラインナップが仲間入りすることになりました。
さくらのレンタルサーバをビジネス向けに改良した、「さくらのレンタルサーバ・ビジネス」シリーズです。まずはプロというプランが開始されます。

http://www.sakura.ad.jp/news/archives/20070424-001.news(追記 04/25)

「さくらのレンタルサーバ」は、1996年から8年間発売されていた「さくらウェブ」を置き換えるために2004年から発売していますが、3年間で12万件以上のお申し込みを頂き、現在も11万以上のお客さまにご愛顧頂いています。(余談ですが、さくらウェブというサービス名から「さくらインターネット」という社名がつけられたという由緒正しいサービスでした;-) )
そのターゲットは、少し技術志向のある個人の方でしたが、実際には初心者の方やビジネスをされている方も多く、初心者の方向けにはコンパネ改善やブログ付加などによって改良を進めています。しかし、後者のビジネスをされている方にも対応が必要であろうということから、今回のラインナップ創設となりました。

ちなみに、さくらのレンタルサーバにおいて1割以上が法人契約であり、ビジネス利用として考えた場合には、さらに割合は高まります。
しかし、専用サーバは敷居が高く、バーチャルドメインサービスはコストパフォーマンスが悪いということがあり、初心者の方でも利用しやすくコストパフォーマンスが非常に高い「さくらのレンタルサーバ」をビジネス向けにフィットさせようということになっています。

具体的には、よくビジネス利用の方を中心に頂く以下のような声をベースとしています。

  • データベース数と性能の改善

  • メールアドレス(ユーザ)毎のコントロールパネルログイン

  • ユーザが多い場合の管理ページ改善

  • サイト内検索

  • 複数FTPユーザ

  • 503エラーの低減

  • SSL


今回は、お客さま毎にApacheを起動する事によって、PHPをモジュール動作可能にしています。これにより、503エラーによってトップページが開かないといったことも抑制できます。
なお、PHPをモジュール提供しているサーバ会社はいくつかありますが、今回のプランの場合はユーザ権限でApacheが実行されるということから、セーフモードでないにもかかわらず、ユーザの権限が完全に分離されるという特徴があります。その為、お客さま毎にPHP4を利用するかPHP5を利用するかを選択できるというオマケつきです。
(ビジネスユースだとあまり気にされそうもないですが・・)

ちなみに、ビジネス向けの機能を削減しつつスループットやアクセス数上限を強化したプレミアムより上のプランや、逆にビジネス向けの機能を持ちつつディスク容量やSSL機能などを絞ったプロより下のプランを企画していますので、ご要望等があればぜひ寄せください。

今後、レンタルサーバを軸に、ビジネス向け拡大も推進していきますので、これからもよろしくお願いします。

東京はホテルが高い

今日から1泊2日で東京出張ですが、驚かされたのがホテルの満室率。
1万円以下の宿泊施設は、カプセルホテルくらいしかありません。カプセルホテルでもよかったのですが、それすら、6,000円以上です。6,000円なら大阪でも普通のビジネスホテルですし、北海道に行けば1泊2食付の民宿がありそうです。
結局、14,800円のビジネスホテルになったわけですが、いつもなら1万円未満で泊まれるところで、その値段はなんともばかばかしい限りでした。
ちなみに、まわりに聞くと、新人研修などがあるんじゃないかとのこと。いやはや、大変です。