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格安の低価格VPSを比較する

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最近、IaaS型クラウドの流行の裏で、VPSがひそかな人気を集めています。
VPSは、クラウドのような従量課金やAPIアクセス、柔軟なリソース増減はできませんが、その分安価な価格設定が行われることが多く、数ヶ月以上利用するのであればクラウドよりも非常に安価で高いパフォーマンスを得られることが特徴です。
また、コントロールパネルで起動、停止、再起動などの操作や、OS再インストールなど、クラウドで言うところの「セルフサービスによる」という部分は多くのVPSで実現されており、さくらのVPSに限ってはコンソールをホストOS経由で直接アクセスできるなど、物理サーバの置き換え用途としても十分に利用できる内容となってきました。
さらに、申し込みから利用開始まで数分から数十分程度で行えるなど、従量課金ではないことと解約が手動となる点を除けばIaaS型クラウドに決して劣るものではありません。

ただ、たくさんのVPSが各社から提供され、なかなか選べないよという方も多いのが実情です。
今回は、さくらのVPSのほか、話題を呼んでいる日本ラッドさんのSaaSes Osukini Serverと、DTIさんのServersman@VPSを取り上げ、それぞれのVPSについて比較をしてみました。
いちおう公平に書くようにしましたが、色眼鏡で見ていただいても結構です。m(_ _)m

それでははじめに各社の仕様をまとめてみます。

プラン名 さくらのVPS Osukini Server Serversman@VPS
512 1G 1.5G 4G 8G LT ST GT XT Entry Standard Pro
初期費用(円) 0 2,980 4,980 9,980 19,980 6,000 6,000 10,000 14,000 0 0 0
月額(円) 980 1,480 1,980 3,980 7,980 450 980 1,980 4,980 490 980 1,980
年払い割引 1か月分割引 なし なし
試用期間 2週間 2週間 記載なし
(キャンペーン対応)
メモリ容量 512MB 1GB 1.5GB 4GB 8GB 512MB 1GB 2GB 4GB 256MB 512MB 1GB
HDD容量 20GB 30GB 50GB 120GB 240GB 50GB 100GB 200GB 400GB 10GB 30GB 50GB
SWAP設定 ×
リモート
コンソール
× ×
固定IP v4
v6 × ×
追加IP ×
月額500円
×
1個

3個
IP逆引き
制限あり
仮想化プラットフォーム KVM完全仮想化 Xen完全仮想化 OpenVZコンテナ
OS CentOS
Debian
Ubuntu
Fedora × ×
FreeBSD × ×
現在のキャンペーン
今なら初期費用半額 今なら最大2か月分を無料に
その他の制約等 試用期間中は2Mbps制限
試用期間中はOP25Bあり

VPN設定不可
iptablesエントリ数の上限あり
※Serversman@VPSは、ウェブサイト上にて最大メモリの表記がありますが、あくまでも保障メモリで比較しています。


これではわかりにくいので、一番の関心事であろう価格について、それぞれ初年度にいくらかかるかを比較してみましょう。
また、メモリ1MBあたりの単価、HDD 1GBあたりの単価も見てみます。

プラン名 さくらのVPS Osukini Server Serversman@VPS
512 1G 1.5G 4G 8G LT ST GT XT Entry Standard Pro
年間の利用額(円) 10,780 19,260 26,760 53,760 107,760 11,400 17,760 33,760 73,760 5,880 11,760 23,760
メモリ1MBあたり(円) 21.0 18.8 17.4 13.1 13.2 22.3 17.3 16.5 18.0 23.0 23.0 23.2
HDD 1GBあたり(円) 539.0 642.0 535.2 448.0 449.0 228.0 177.6 168.8 184.4 588.0 392.0 475.2


ここで、グラフ化してそれぞれのプランがどのような位置にあるのかを見てみます。
まず、メモリの容量を横軸にした価格帯です。
VPS価格比較
導入費用が絶対価格で最も安いのはServersman@VPSのEntryプランですが、概ね価格帯は似通っているといえます。
低スペック帯では唯一256MBモデルを出しているServersman@VPSが安価であり、512MBあたりでは3社とも同様の価格となり、高スペック帯ではさくらのVPSがもっとも安価ということがわかります。

次に、HDD容量を横軸にした価格帯を見てみましょう。
VPS価格比較
総じていえるのは、Osukini Serverが飛びぬけて大容量であるということでしょう。
例えば、1万円の場合にさくらのVPSは20GB、Serversman@VPSは30GBのところ、Osukini Serverは50GBと大幅に大きいことがわかります。

ちなみに、キャンペーン適用した価格はどうなのか?1年を超えると結果は違うのでは?との質問もあったので、いちおうグラフを作りました。正直なところずっとキャンペーンをしている事業者は不公正だし信用できないので加味する必要性を全く感じませんが、信頼性がないとか言われても嫌なので参考までに。

結果的には大して変わりませんでした。
結局、低スペック帯ではServersman@VPSが価格優位なこと、SaaSesが価格に対してHDDが大容量なこと、高スペック帯ではさくらのVPSが価格優位なこと、それぞれ変わることはありません。
ただ、Serversman@VPSは期間が長くなると価格メリットが薄れてくるようです。

それでは気をとりなおして、最後にベンチマーク比較を見てみましょう。
既にこれらのVPSサービスの利用者の方がunixbenchで計測されていますので、その情報を見てみたいと思います。
それぞれ、「さくらのVPS unixbench」「Saases unixbench」「serversman unixbench」とGoogleで検索して出てきたページから抜粋しています。

VPS性能比較
これを見ると、さくらのVPSが1200から1500程度、Serversman@VPSがEntryで200から400程度、Standardで400?800程度で、Osukini ServerがLTとSTともに600程度です。
unixbenchだけでは結果はわかりませんが、数字を見る限りさくらのVPSが飛びぬけて性能がよいのは間違いなさそうです。

ただ、性能だけを見ても仕方が無いので、価格性能比をマッピングしてみましょう。
VPS性能比較
やはり性能についてはさくらのVPSが良いですが、興味が惹かれるのはServersman@VPSです。Osukini Serverが価格が上がっても性能が変わらないのに対し、Serversman@VPSはプランごとに性能が変わっているうえ、TurboモードをONにすることによる性能の向上が見られます。
完全仮想化の場合はゲスト空間が利用者に全て委ねられるのに対し、OpenVZの場合はCPU性能をコントロール出来るというのが寄与しているものと思われます。

それでは、ここでまとめにしたいと思います。
比較を実際にしてわかったのは、各社各様に特徴があるなというところで、本当はさくらのVPSを推したいところですが、そうは甘くないようです。
ということで各社の特徴をまとめてみました。

  • さくらのVPS
    • 高スペックプランになるほど、コストパフォーマンスがよくなる
    • リモートコンソールが利用できる
    • サーバ性能が飛びぬけて良い
    • 利用できるOSが多い
    • 初期費用が無い(980プランのみ)
  • Osukini Server
    • HDD容量が飛びぬけて大きい
  • Serversman@VPS
    • IPv6が利用できる
    • IPv4が複数利用できる(StandardとProのみ)
    • 低スペックプランがラインナップされ、最も安い
      (過去のキャンペーン適用者で、Entryを月105円で利用できてる人もいるらしい)
    • 運が良ければ保障以上のメモリを使える(但しプロセスがしばしばkillされる)
    • 初期費用が無い

私の結論としては、

  • スペックや性能が低くてもとにかく安くということでは、Serversman@VPS
  • HDD容量が欲しければ、Osukini Server
  • HDD容量はそこそこで良く、月に980円以上出せるのであれば、さくらのVPS
というところでしょうか。

なお上述のとおり、ある程度の値段になると、Osukini Serverか、さくらのVPSという選択肢しかなく、スワップが利用できることも考えると、本格運用の場合には Osukini Server か、さくらのVPSの2択かなと思います。
本当はさくらのVPSだけを推したいところでしたが、さすが岡田さんだけあってOsukini Serverも良くできているという印象です。

また今後、Amazon Web Servicesや、Linodeなども取り上げる予定ですが、皆さんからもご意見などいただければ幸いです。

さくらのVPSにFreeBSDをインストールする

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さくらインターネットでは、先日より「さくらのVPS」を提供開始し、予想を上回る大ヒットサービスとなっています。
特徴を言い始めるとキリがありませんが、国内の格安VPSとしては初めてKVMの完全仮想化を実現し、インストールできるOSの可能性は大きく広がっていることも大きな特徴の一つでしょう。
そのようなことから、近日中にも、Ubuntu、Debian、Fedora、FreeBSDなどの様々なOSを、コンパネ上から自由にインストーラーを起動できるように準備を進めております。

ただ、本日は「正式対応まで待てない!」という人のために、さくらインターネットの1ユーザとしての立場からFreeBSDのインストールを試した際の作業メモを公開します。
なお、完全に無保証ですし、あくまでも1ユーザ(ちゃんと自分で支払ってますよ)としての立ち位置でのメモですので、くれぐれもサポートなどに問い合わせを頂かないよう理解頂ければ幸いです。

それでははじめていきましょう。
手順は、スワップパーティションを削除してFreeBSDのインストールイメージを展開し、GRUBからインストーラーを起動し、インストールを行うというものです。

  1. 設定情報をメモする
  2. インストールを開始するにあたり、まず設定情報をメモします。 必要なのは、ホスト名、デフォルトルーター、IPアドレス、ネットマスク、ネームサーバです。
    ホスト名 www30xxu.sakura.ne.jp
    デフォルトルータ 59.106.176.1
    IPアドレス 59.106.176.xx
    ネットマスク 255.255.254.0
    ネームサーバ 210.188.224.10
    210.188.224.11

    [root@www30xxu ~]# cat /etc/resolv.conf
    nameserver 210.188.224.10 ← ネームサーバ
    nameserver 210.188.224.11
    search sakura.ne.jp
    [root@www30xxu ~]# cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
    DEVICE=eth0
    IPADDR=59.106.176.xx ← IPアドレス
    NETMASK=255.255.254.0 ← ネットマスク
    GATEWAY=59.106.176.1 ← デフォルトルーター
    ONBOOT=yes
    [root@www30xxu ~]# hostname
    www30xxu.sakura.ne.jp ← ホスト名
    [root@www30xxu ~]#


  3. OSを初期状態に戻す
  4. コンパネにログイン(会員メニューからの場合はhttps://secure.sakura.ad.jp/menu/service/?mode=S1010より)し、「OS再インストール」よりOSを初期状態に戻します。
    これは必ずしも必要な作業ではありませんが、いろいろと設定変更している場合には実施したほうがよいと思います。

  5. スワップパーティションを削除
  6. /etc/fstabを開いてスワップパーティションをコメントアウトし、再起動します。

    /etc/fstab


    LABEL=/ / ext3 defaults 1 1
    LABEL=/boot /boot ext3 defaults 1 2
    tmpfs /dev/shm tmpfs defaults 0 0
    devpts /dev/pts devpts gid=5,mode=620 0 0
    sysfs /sys sysfs defaults 0 0
    proc /proc proc defaults 0 0
    #LABEL=SWAP-vda3 swap swap defaults 0 0 ← ここをコメントアウト

    再起動せずにswapoff -aを実行するだけでもよいかもしれませんが、再起動したほうがより安全でしょう。

    スワップの削除が完了すれば、fdiskを実行してスワップパーティションをFreeBSDに変更し、もう一度再起動します。

    [root@www30xxu ~]# fdisk /dev/hda
    Command (m for help): t ← パーティションのシステムIDを変更
    Partition number (1-4): 3 ← パーティション3を選択(旧スワップパーティション)
    Hex code (type L to list codes): a5 ← パーティションをFreeBSDに変更
    Changed system type of partition 3 to a5 (FreeBSD)

    Command (m for help): a ← パーティションのBootフラグを設定
    Partition number (1-4): 3 ← パーティション3を選択(旧スワップパーティション)

    Command (m for help): p ← パーティション一覧を表示

    Disk /dev/hda: 21.4 GB, 21474836480 bytes
    255 heads, 63 sectors/track, 2610 cylinders
    Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes

    Device Boot Start End Blocks Id System
    /dev/hda1 * 1 13 104391 83 Linux
    /dev/hda2 14 2355 18812115 83 Linux
    /dev/hda3 * 2356 2610 2048287+ a5 FreeBSD ← FreeBSDに変更できたのを確認

    Command (m for help): w
    The partition table has been altered!

    Calling ioctl() to re-read partition table.

    WARNING: Re-reading the partition table failed with error 16: Device or resource busy.
    The kernel still uses the old table.
    The new table will be used at the next reboot.
    Syncing disks.
    [root@www30xxu ~]# reboot ← 再起動

  7. スワップパーティション跡にOSのインストールイメージを展開
  8. まずFreeBSDのインストールイメージをダウンロードします。
    ここでポイントは、memstick.imgというUSBメモリインストール用イメージをダウンロードしてくるということです。
    ISOファイルの場合は、一度展開して自分でディスクイメージを作る必要があります。

    今回は、FreebSD 8.1のi386版をダウンロードしました。
    パフォーマンスだけでいえばamd64版の方が良いかもしれませんが、メモリやハードディスクを食いますので、ケースバイケースで使い分けしてください。

    [root@www30xxu ~]# wget ftp://ftp8.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ISO-IMAGES-i386/8.1/FreeBSD-8.1-RELEASE-i386-memstick.img
    --2010-09-04 10:17:03-- ftp://ftp8.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ISO-IMAGES-i386/8.1/FreeBSD-8.1-RELEASE-i386-memstick.img
    => `FreeBSD-8.1-RELEASE-i386-memstick.img'
    Resolving ftp8.jp.freebsd.org... 210.224.179.153
    Connecting to ftp8.jp.freebsd.org|210.224.179.153|:21... connected.
    Logging in as anonymous ... Logged in!
    ==> SYST ... done. ==> PWD ... done.
    ==> TYPE I ... done. ==> CWD /pub/FreeBSD/ISO-IMAGES-i386/8.1 ... done.
    ==> SIZE FreeBSD-8.1-RELEASE-i386-memstick.img ... 948244480
    ==> PASV ... done. ==> RETR FreeBSD-8.1-RELEASE-i386-memstick.img ... done.
    Length: 948244480 (904M)

    100%[================================================>] 948,244,480 9.86M/s in 96s

    2010-09-04 10:18:39 (9.41 MB/s) - `FreeBSD-8.1-RELEASE-i386-memstick.img' saved [948244480]

    次に、先ほどFreeBSDパーティションへ変更したhda3にインストールイメージを展開します。

    [root@www30xxu ~]# dd if=FreeBSD-8.1-RELEASE-i386-memstick.img of=/dev/hda3
    1852040+0 records in
    1852040+0 records out
    948244480 bytes (948 MB) copied, 13.4296 seconds, 70.6 MB/s
    [root@www30xxu ~]#

  9. GRUBを変更
  10. GRUBを変更して、hda3から起動できるように設定します。
    具体的には、/boot/grub/menu.lst に次の項目を追記します。

    title FreeBSD Install
            rootnoverify (hd0,2)
            chainloader +1
    

  11. VNC(リモートデスクトップ)を起動
  12. さくらのVPSには、非公式ながらVNC機能が備わっています。
    コントロールパネルにログインした状態で、以下のURLを開けばVNCウィンドウが立ち上がります。

    VNCのURL: https://secure.sakura.ad.jp/vpscontrol/main/vnc
    20100904-1.jpg

    ※MacBookでUS-Keyboardだと、ブラウザのTightVNC Java Viewerで入力できない文字があるそうなので、その場合はJISキーボードを接続すると回避できるそうです。 by @utaaniさん

  13. 再起動してインストーラーを起動
  14. ここからは、リモートコンソール(シリアルコンソール)ではなく、VNC画面での作業が必須です。
    OSを再起動し、VNC画面内でGRUBメニューを開いてインストーラーを起動します。
    手順は以下の通り。

    Press any key to continue. の画面で、何かキーを押す
    20100904-2.jpg

    Booting CentOSの画面で、何かキーを押す
    20100904-3.jpg

    GRUBのメニューにて、FreeBSD Installを選択する
    20100904-4.jpg


  15. 通常通りにインストールを行う
  16. ブートローダーが起動して、インストーラーが起動すればひとまずは成功です。
    20100904-5.jpg 20100904-6.jpg

    ここからは、通常のインストール手順です。
    私は、Standardを選択して進めました。

    FDISKが起動されると、ext2fsが2つとfreebsdが1つあるはずです。
    20100904-7.jpg

    これらをすべて削除します。
    20100904-8.jpg

    その後、a キーを押しパーティションすべてをFreeBSDで利用します。
    ここで w キーを押してパーティション情報を保存するとインストールに失敗しますので、そのまま q を押してディスクラベルエディターへ進みます。
    20100904-9.jpg

    ディスクラベルを編集します。
    私は a キーを押して、自動でパートわけしました。
    ここでも、w キーは押さずに次へ進みます。
    20100904-10.jpg

    インストールメディア選択では、2番目の「FTP」を選択します。
    20100904-11.jpg

    FTPサイトは、ftp8.jp.freebsd.orgを選択します。
    このサイトはさくらインターネットが運営しているFreeBSD公式サイトですので、大変スムーズにダウンロードできます。
    20100904-12.jpg

    ネットワーク設定画面では、先ほどメモしたネットワーク情報を入力します。
    ここで注意すべきは、ネットマスクです。255.255.255.0ではなく255.255.254.0ですので、くれぐれも間違えないようにしてください。
    20100904-13.jpg

    最終メッセージが出てくれば、インストール実行です。
    これを行うと、CentOSはすべてなくなってしまいますので、十分に注意してください。
    20100904-14.jpg

    無事インストールが開始されました。
    20100904-15.jpg

    ファイルコピー終了後に、私はSSHのみ有効にしました。
    20100904-16.jpg

  17. 無事インストール完了!
  18. 無事インストールが完了しました。
    20100904-17.jpg
    あとは、SSHでリモートログインができるように設定すれば、完了です。

    なお、さくらのVPSのリモートコンソール(シリアルコンソール)機能はFreeBSDで安定しないので、シリアルコンソール設定はせずにVNCで対応頂ければ幸いです。

さくらのVPSと互換の実験環境ではWindows(XP / Vista / Server 2008)のインストールもできましたので、もしかしたら可能かもしれませんね。
※ただしWindowsのデスクトップ向けOSは仮想環境で動かせるライセンスが無いようですので、インストールして利用してしまうとライセンス違反になりますからご注意ください。

以上、FreeBSDのインストールでした。
しつこいようですが、公式にはFreeBSDは使えないことになっていますので、その点はご理解いただければ幸いです。

今後、公式なOSインストール機能も予定しており、IPアドレス逆引きや、IPv6対応、上位プラン(できればCPU占有プラン)などのアナウンスもできるかと思いますので、全ての環境をさくらのVPSでということも可能になります。
これからも、さくらインターネットおよびさくらのVPSを、どうぞよろしくお願いします。

さくらのVPS提供開始にあたり

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本日より、さくらインターネットの新しい柱となる仮想化サービスの第一号として、さくらのVPSを販売開始することとなりました。

さくらのVPS お申し込み受付開始のお知らせ

皆様からは「えっさくらがVPSをやるの?」という声も多く頂いており、その反響の大きさに驚いています。
そもそも、昨年あった@ITの取材においては「劣化専用サーバとなるVPSはやらない」と豪語しており、同業者の会合でも「さくらはVPSやらない」と宣言していました。

大阪・堂島に、さくらインターネットの秘密を見た ?自前だからできる本当の差別化
http://www.atmarkit.co.jp/ad/sakurainet/200905/doujima.html

その理由としては、仮想化を行うより、専用サーバでとことん安くしたほうが良いのではないかという考えがあります。
コンソール機能や再起動などはIPMI(Keyboard VGA Mouse = KVM)によって専用サーバでも実現できますし、さくらの専用サーバについては、翌営業日納品も実現していますから、仮想サーバで無いとできないと思われていることも実現が進んできています。
また、仮想化することはオーバーヘッドを生むことにもつながり、CPUパワー度無駄にする側面もあります。

しかし、仮想化には代えがたい優位性があることも事実です。
例えば、専用サーバアドバンスドプランのQuadCore Xeon×2CPU構成の場合、初期費用無料で月額35,800円ですが、仮想化して8分割すれば1コアあたり4,475円となります。低価格専用サーバはAtom Z530を4,500円程度+初期費用で提供予定でしたが、ATOMの1コアとXeonの1コアだと仮想化のオーバーヘッドを考えてもXeonのほうが高速であり、さらには安価に提供できるという状況になってしまいます。
私自身がやっている某サイト(とある櫻花の画像生成)においても、データベースやリバースプロキシ、画像配信などを、仮想化を使って複数のサーバに分けて運用することにより、アクセス急増時も効率よくサーバ運営が出来たという経験があり、比較的安価にサーバ分割が出来る仮想化の利便性を知ることになりました。

結局、既存形態のサービスに固執するがあまり、さくらインターネットが本来強みとしていたITリテラシの高いユーザへのサービスへの魅力が薄れ、そのようなユーザが海外のクラウドや格安VPSへ流出し始める状況に至ります。

このような事から、仮想化の推進を行い、さらにVPSやIaaSへの拡大を進めていくことを決断し、第一号としてさくらのVPSを提供開始することとなりました。
4月末に「VPSやるぞ。でも全て自社開発で」と突然言い出してから、2カ月程度でベータ提供にこぎつけたのは社員の頑張りのおかげでもあり、大変感謝しています。
今後は、専用サーバのさらなるスペックアップと並行して、仮想化による柔軟性や手軽さを追求したサービスを拡大していきます。

なお、さくらのVPSの登場で既存の専用サーバが売れなくなるのではという意見もあります。
この意見については当然の事ですし確かに大きな影響があると考えていますが、今回のVPSを始めるにあたってはそのような影響を一切無視してサービスづくりを行いました。
専用サーバが売れなくなるのであれば、それは専用サーバの魅力が薄れていただけの話であり、その様なサービスは遅かれ早かれ他社(または海外)に駆逐されるだけだと考えています。

先にシェアを取っている会社は常に既存の売り上げとのバランスを考えがちです。
しかし、さくらのレンタルサーバにしても、専用サーバプラットフォームSTにしても、常に既存の売り上げに固執せず、新しい柱を創ることへ注力してきました。
ですので、今後も性能、品質、サポート、価格など全ての面に妥協することなく、さくららしいサービスを創っていくことを皆さんにお約束します。

ところで、さくらインターネットでは石狩へのデータセンター建設を進めております。
クラウド化する中で、インフラのコストパフォーマンスはさらに重要になってきており、高いコストパフォーマンスを実現できる理由としてのインフラ追求はますます必要です。
しかしながら、重要なのはインフラだけでなく上に乗るサービス自身もだと考えています。
今後は、インフラに、サービスに、全てのレイヤーを自前で行えるという強みを伸ばし、さらなるサービス拡充に努めてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

「さくらのVPS」を使ってみる

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先日、「さくらのVPS」のベータテストが開始されました。
私も個人的にさくらのレンタルサーバを利用しているので、7月14日にフライングして申し込みしました。
(最終テスト中だったようで、社員にまじめに怒られてしまいましたが・・。スイマセン)

まず基本仕様


  • CPU 2コア

  • メモリー 512MB

  • HDD 20GB

  • ネットワーク 100Mbps(いちおうの上限)

  • リモートコンソール付き

  • 再起動、再インストールは、セルフサービスでコンパネから可能

ホスト側は、QuadCore Xeonで、1Gbpsにて上位スイッチに接続し、10Gbpsでさくらインターネットの基幹ネットワークに接続しています。
(クローズドベータテスト中に400Mbps位出たという記事もありましたが、さすがに対策する予定です)

ハイパーバイザーは、巷の格安VPSで多く利用される、VirtuaozzoやOpenVZ、Xenの準仮想化と異なり、KVMで完全仮想化になっています。
完全に512MBの実メモリを割当しますから、ホストOS側でスワップされずパフォーマンスが低下しないですし、ゲスト環境側でスワップを用意することも可能です。

実メモリは、ゲストで必要とするメモリ容量の1.5倍?2倍程度を搭載しています。
というのは、ホストOSのメモリの2/3以上をゲストに割り当てると、過負荷時のレスポンスが急激に悪化したり、不安定になったりということが言われており、当社でも再現されているので、余裕を持った設計にしています。
さらに、ホストOSのメモリの余裕を持たすことで、ディスクI/Oも劇的によくなります。
ゲストOSのスワップ時でも、ホストOSのキャッシュに入っていれば、メモリの延長上といえるかもしれません。

このように、100Mbpsインターフェース、20GBのHDD、2 CPU、512MBメモリといっても、同種のVPSサービスとは一線を画します。
その上で、「格安VPS」といえる価格帯で出す予定にしていますので、海外にも増してメリットのあるサービスになるのではと考えています。


と、宣伝はここまでにして、早速利用してみます。


まず、私が行ったのは、sshの公開鍵を設置してrootログインできないようにすることです。
申し込み直後は、ほぼ最新のパッチを当てて出荷されますので、いきなりクラックされることは考えなくてもよいと思いますが、なんとなく不安です。
(対策として、ネットワークをシャットダウンしたまま出荷するオプションを用意するなど、検討の余地があると考えています。)

ということで、ssh-keygenを行い、/etc/ssh/sshd_configにrootでのパスワードログインを禁止します。

[root@www10xxu ~]# ssh-keygen
Generating public/private rsa key pair.
Enter file in which to save the key (/root/.ssh/id_rsa):
Created directory '/root/.ssh'.
Enter passphrase (empty for no passphrase):
Enter same passphrase again:
Your identification has been saved in /root/.ssh/id_rsa.
Your public key has been saved in /root/.ssh/id_rsa.pub.
The key fingerprint is:
1b:f0: root@www10xxu.sakura.ne.jp
[root@www10xxu ~]#
/etc/ssh/sshd_config
変更前
PermitRootLogin yes
変更後
PermitRootLogin without-password
[root@www10xxu ~]# service sshd restart


次に無駄なデーモンをoffにします。
さくらのVPSの初期状態において脊髄反射で感じるのは「思いのほか空きメモリが少ない!」ということです。

ps -aux結果

USER       PID %CPU %MEM    VSZ   RSS TTY      STAT START   TIME COMMAND
root         1  0.0  0.1  10348   688 ?        Ss   Jul15   0:00 init [3]
root         2  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:03 [migration/0]
root         3  0.0  0.0      0     0 ?        SN   Jul15   0:00 [ksoftirqd/0]
root         4  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [watchdog/0]
root         5  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:01 [migration/1]
root         6  0.0  0.0      0     0 ?        SN   Jul15   0:00 [ksoftirqd/1]
root         7  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [watchdog/1]
root         8  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [events/0]
root         9  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [events/1]
root        10  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [khelper]
root        15  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [kthread]
root        20  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [kblockd/0]
root        21  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [kblockd/1]
root        22  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [kacpid]
root        90  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [cqueue/0]
root        91  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [cqueue/1]
root        94  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [khubd]
root        96  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [kseriod]
root       168  0.0  0.0      0     0 ?        S    Jul15   0:00 [khungtaskd]
root       169  0.0  0.0      0     0 ?        S    Jul15   0:00 [pdflush]
root       170  0.0  0.0      0     0 ?        S    Jul15   0:00 [pdflush]
root       171  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [kswapd0]
root       172  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [aio/0]
root       173  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [aio/1]
root       317  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [kpsmoused]
root       361  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [ata/0]
root       362  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [ata/1]
root       363  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [ata_aux]
root       373  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [kstriped]
root       386  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:04 [kjournald]
root       407  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [kauditd]
root       435  0.0  0.1  12672   764 ?        S<s  Jul15   0:00 /sbin/udevd -d
root      1059  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [kmpathd/0]
root      1060  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [kmpathd/1]
root      1062  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [kmpath_handlerd]
root      1112  0.0  0.0      0     0 ?        S<   Jul15   0:00 [kjournald]
root      1429  0.0  0.1   5908   608 ?        Ss   Jul15   0:00 syslogd -m 0
root      1432  0.0  0.0   3804   424 ?        Ss   Jul15   0:00 klogd -x
dbus      1492  0.0  0.1  21256   964 ?        Ss   Jul15   0:00 dbus-daemon --system
root      1501  0.0  0.1   3800   580 ?        Ss   Jul15   0:00 /usr/sbin/acpid
68        1509  0.0  0.7  30604  3660 ?        Ss   Jul15   0:00 hald
root      1510  0.0  0.2  21692  1056 ?        S    Jul15   0:00 hald-runner
68        1518  0.0  0.1  12324   844 ?        S    Jul15   0:00 hald-addon-acpi: listening on acpid socket /var/run/acpid.socket
68        1523  0.0  0.1  12324   848 ?        S    Jul15   0:00 hald-addon-keyboard: listening on /dev/input/event0
root      1532  0.1  0.1  10228   680 ?        S    Jul15   4:09 hald-addon-storage: polling /dev/hdc
root      1547  0.0  0.2  62624  1208 ?        Ss   Jul15   0:00 /usr/sbin/sshd
ntp       1558  0.0  0.9  23388  5028 ?        SLs  Jul15   0:00 ntpd -u ntp:ntp -p /var/run/ntpd.pid -g
root      1576  0.0  0.4  69004  2348 ?        Ss   Jul15   0:00 sendmail: accepting connections
smmsp     1584  0.0  0.3  59764  1800 ?        Ss   Jul15   0:00 sendmail: Queue runner@01:00:00 for /var/spool/clientmqueue
root      1593  0.0  0.2  19708  1144 ?        Ss   Jul15   0:00 crond
root      1601  0.0  0.0  18732   456 ?        Ss   Jul15   0:00 /usr/sbin/atd
root      1615  0.0  0.2  52108  1332 ?        Ss   Jul15   0:00 login -- root
root      1616  0.0  0.0   3792   480 tty2     Ss+  Jul15   0:00 /sbin/mingetty tty2
root      1617  0.0  0.0   3792   484 tty3     Ss+  Jul15   0:00 /sbin/mingetty tty3
root      1628  0.0  0.0   3792   480 tty4     Ss+  Jul15   0:00 /sbin/mingetty tty4
root      1629  0.0  0.0   3792   480 tty5     Ss+  Jul15   0:00 /sbin/mingetty tty5
root      1640  0.0  0.0   3792   480 tty6     Ss+  Jul15   0:00 /sbin/mingetty tty6
root      1641  0.0  0.1   3800   536 ttyS0    Ss+  Jul15   0:00 /sbin/agetty -h 115200 ttyS0 vt100
root      1684  0.0  3.1 201952 15920 ?        SN   Jul15   0:00 /usr/bin/python -tt /usr/sbin/yum-updatesd
root      1686  0.0  0.2  12916  1160 ?        SN   Jul15   0:00 /usr/libexec/gam_server
root      1722  0.0  0.6  90320  3528 ?        Ss   Jul15   0:00 sshd: root@pts/0
root      1724  0.0  0.2  10932  1440 pts/0    Ss+  Jul15   0:00 -bash
root      1758  0.0  0.2  10928  1372 tty1     Ss+  Jul15   0:00 -bash
root     10606  0.0  0.6  91048  3380 ?        Rs   13:17   0:00 sshd: root@pts/1
root     10608  0.0  0.2  10932  1392 pts/1    Ss   13:17   0:00 -bash
root     10643  0.0  0.1  10460   876 pts/1    R+   13:38   0:00 ps -aux

まず、コンソール(mingetty)はこんなに要らないので、減らします。

/etc/inittabを以下のように編集


# Run gettys in standard runlevels
1:2345:respawn:/sbin/mingetty tty1
#2:2345:respawn:/sbin/mingetty tty2
#3:2345:respawn:/sbin/mingetty tty3
#4:2345:respawn:/sbin/mingetty tty4
#5:2345:respawn:/sbin/mingetty tty5
#6:2345:respawn:/sbin/mingetty tty6

デーモンも減らします。

[root@www10xxu ~]# chkconfig yum-updatesd off
[root@www10xxu ~]# chkconfig haldaemon off
[root@www10xxu ~]# chkconfig yum-updatesd off
[root@www10xxu ~]# chkconfig acpid off
[root@www10xxu ~]# chkconfig messagebus off

これで再起動すれば、ずいぶんとメモリの空きができます。
再起動後に確認すると、使用中は150MBとなっていました。もう少しがんばれば、もっと削減できそうです。


なお、unixbenchも実行してみました。
index scoreは1540.6ですので、そこそこ速いのではないでしょうか。

   #    #  #    #  #  #    #          #####   ######  #    #   ####   #    #
   #    #  ##   #  #   #  #           #    #  #       ##   #  #    #  #    #
   #    #  # #  #  #    ##            #####   #####   # #  #  #       ######
   #    #  #  # #  #    ##            #    #  #       #  # #  #       #    #
   #    #  #   ##  #   #  #           #    #  #       #   ##  #    #  #    #
    ####   #    #  #  #    #          #####   ######  #    #   ####   #    #

Version 5.1.2 Based on the Byte Magazine Unix Benchmark

Multi-CPU version Version 5 revisions by Ian Smith,
Sunnyvale, CA, USA
December 22, 2007 johantheghost at yahoo period com


1 x Dhrystone 2 using register variables 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

1 x Double-Precision Whetstone 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

1 x Execl Throughput 1 2 3

1 x File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 1 2 3

1 x File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 1 2 3

1 x File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 1 2 3

1 x Pipe Throughput 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

1 x Pipe-based Context Switching 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

1 x Process Creation 1 2 3

1 x System Call Overhead 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

1 x Shell Scripts (1 concurrent) 1 2 3

1 x Shell Scripts (8 concurrent) 1 2 3

2 x Dhrystone 2 using register variables 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

2 x Double-Precision Whetstone 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

2 x Execl Throughput 1 2 3

2 x File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 1 2 3

2 x File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 1 2 3

2 x File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 1 2 3

2 x Pipe Throughput 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

2 x Pipe-based Context Switching 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

2 x Process Creation 1 2 3

2 x System Call Overhead 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

2 x Shell Scripts (1 concurrent) 1 2 3

2 x Shell Scripts (8 concurrent) 1 2 3

========================================================================
BYTE UNIX Benchmarks (Version 5.1.2)

System: www1010u.sakura.ne.jp: GNU/Linux
OS: GNU/Linux -- 2.6.18-194.8.1.el5 -- #1 SMP Thu Jul 1 19:04:48 EDT 2010
Machine: x86_64 (x86_64)
Language: en_US.utf8 (charmap="UTF-8", collate="UTF-8")
CPU 0: Intel(R) Core(TM)2 Duo CPU T7700 @ 2.40GHz (5319.4 bogomips)
x86-64, MMX, Physical Address Ext, SYSENTER/SYSEXIT, SYSCALL/SYSRET
CPU 1: Intel(R) Core(TM)2 Duo CPU T7700 @ 2.40GHz (5290.9 bogomips)
x86-64, MMX, Physical Address Ext, SYSENTER/SYSEXIT, SYSCALL/SYSRET
10:15:43 up 1 day, 19:18, 2 users, load average: 0.02, 0.02, 0.00; runlevel 3

------------------------------------------------------------------------
Benchmark Run: Sat Jul 17 2010 10:15:43 - 10:43:56
2 CPUs in system; running 1 parallel copy of tests

Dhrystone 2 using register variables 14188657.9 lps (10.0 s, 7 samples)
Double-Precision Whetstone 3011.2 MWIPS (9.8 s, 7 samples)
Execl Throughput 1775.5 lps (29.6 s, 2 samples)
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 709457.6 KBps (30.0 s, 2 samples)
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 210832.6 KBps (30.0 s, 2 samples)
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 1449865.3 KBps (30.0 s, 2 samples)
Pipe Throughput 1955338.6 lps (10.0 s, 7 samples)
Pipe-based Context Switching 259909.8 lps (10.0 s, 7 samples)
Process Creation 8795.8 lps (30.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (1 concurrent) 4125.4 lpm (60.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (8 concurrent) 1416.6 lpm (60.0 s, 2 samples)
System Call Overhead 3385128.4 lps (10.0 s, 7 samples)

System Benchmarks Index Values BASELINE RESULT INDEX
Dhrystone 2 using register variables 116700.0 14188657.9 1215.8
Double-Precision Whetstone 55.0 3011.2 547.5
Execl Throughput 43.0 1775.5 412.9
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 3960.0 709457.6 1791.6
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 1655.0 210832.6 1273.9
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 5800.0 1449865.3 2499.8
Pipe Throughput 12440.0 1955338.6 1571.8
Pipe-based Context Switching 4000.0 259909.8 649.8
Process Creation 126.0 8795.8 698.1
Shell Scripts (1 concurrent) 42.4 4125.4 973.0
Shell Scripts (8 concurrent) 6.0 1416.6 2361.0
System Call Overhead 15000.0 3385128.4 2256.8
========
System Benchmarks Index Score 1157.7

------------------------------------------------------------------------
Benchmark Run: Sat Jul 17 2010 10:43:56 - 11:12:10
2 CPUs in system; running 2 parallel copies of tests

Dhrystone 2 using register variables 27985122.2 lps (10.0 s, 7 samples)
Double-Precision Whetstone 5992.4 MWIPS (9.7 s, 7 samples)
Execl Throughput 7332.5 lps (30.0 s, 2 samples)
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 218518.6 KBps (30.0 s, 2 samples)
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 63801.8 KBps (30.0 s, 2 samples)
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 502186.1 KBps (30.0 s, 2 samples)
Pipe Throughput 3771938.1 lps (10.0 s, 7 samples)
Pipe-based Context Switching 775819.3 lps (10.0 s, 7 samples)
Process Creation 20049.5 lps (30.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (1 concurrent) 9979.2 lpm (60.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (8 concurrent) 1579.2 lpm (60.0 s, 2 samples)
System Call Overhead 5635202.3 lps (10.0 s, 7 samples)

System Benchmarks Index Values BASELINE RESULT INDEX
Dhrystone 2 using register variables 116700.0 27985122.2 2398.0
Double-Precision Whetstone 55.0 5992.4 1089.5
Execl Throughput 43.0 7332.5 1705.2
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 3960.0 218518.6 551.8
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 1655.0 63801.8 385.5
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 5800.0 502186.1 865.8
Pipe Throughput 12440.0 3771938.1 3032.1
Pipe-based Context Switching 4000.0 775819.3 1939.5
Process Creation 126.0 20049.5 1591.2
Shell Scripts (1 concurrent) 42.4 9979.2 2353.6
Shell Scripts (8 concurrent) 6.0 1579.2 2632.1
System Call Overhead 15000.0 5635202.3 3756.8
========
System Benchmarks Index Score 1540.6

と、雑多にまとめてみました。

なお、ただいまベータテスト中で、追加予定機能は山のようにあるので、状況を見ながらアップデートして行きたと思います。
ツイッターでもさまざまな要望を頂いていますが、ぜひ参考にさせていただきたいので、コンパネ上の「ご意見・ご要望」もご活用ください。

「さくらのVPS」はじまります

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バレンタインデーのラックチョコ以来、ずいぶん更新をサボってしまいましてすいません。

最近、ツイッターで意見や感想を吐き出してしまうので、なかなかブログの更新ができておりませんでした。
どうも、考えが成熟する前に、小出しでつぶやいてしまうのがアカンです。
ブログで書くからウェブサイト更新をしなくなり、ツイッターでつぶやくからブログを書かなくなり、次はどうなるのでしょうか・・。

さて、さくらインターネットでは9月より「さくらのVPS」と称してVPS(仮想専用サーバ)サービスを始めることを発表し、さる7月15日よりクローズドベータテストを開始することになりました。
ただ、十分だろうと考えていた200ユーザ(急遽300ユーザに拡大)の枠があっという間にいっぱいになってしまい、すべての方に試用頂けていないことを深くお詫びいたします。
ついては、ベータテストのユーザ数を増やすべく、サーバーやラック、ネットワークの準備を進めることにしましたので、8月初旬より追加で募集が可能な見込みです。

今回のVPSを開始するにあたり、社内外から「さくらはVPSやらないんじゃなかったっけ?」という話をいただきました。
とある記事では、「劣化専用サーバとしてのVPSには競争力はない」などと豪語し、周りからは「さくらはVPSをやらない」と言われてきましたが、サーバ再起動やOS再インストール、コンソールといった、VPSならではの管理機能を搭載してリリースすることにしました。
今後、専用サーバにIPMIを搭載して、VPS同様に管理機能をサポートする予定であり、ハイスペックな専用サーバと、リーズナブルなVPSをハイブリッドで提供していくことにしています。
併せて時間課金などのシステム強化を行い、仮想サーバをベースとしたIaaSや、KVSなどのPaaSを拡大させて、さくらインターネットらしいクラウドサービスにしていく予定にしています。

さくらインターネットでは、先日発表した石狩データセンターによって米国と同様のコスト構造を手に入れるとともに、上記のようなクラウドサービスによるサービスの柔軟性を達成したいと考えています。
また、東京都心の1,000ラック以上を活用し、クラウド、ホスティング、ハウジングのハイブリッドサービスを追及していく予定です。
これらによって、海外にも通用し、日本国内においてはさらに優位性を発揮できる強いさくらインターネットを作り上げていきます。