友人の結婚式

古くからの親友が結婚するとのことで、町並みの美しい六甲の山ろくにある式場へ、出かけてきました。
思えば、彼とは中学校からのつきあいで、中学以前で連絡を取り合っているのはもはや1人だけとなりました。出会った時は、ラジオの設計をするにはどうとか、アンプを作るにはどうとか、はたまた鉄道の話になったりアニメの話になったり、とにかく私の趣味全般について深く語れる初めての人だったので、本当に嬉しかったことを思い出します。
当時、二人とも明るいオタクだったので、ほかの友人ともいろいろ付き合いがありましたが、2人でいるときは本当に濃い時間を過ごしました。あの時は2人が結婚していることなど想像も出来ず、その時だけが延々と続くのではないかとの錯覚の中、ずーっといろんな話で盛り上がったものですが、いまではそれぞれの生き方をしています。
私がさくらインターネットをはじめたときに、その彼も創業メンバーに入っていたわけですが、親御さんの反対もあり大手のICメーカーで仕事を続けることになりました。今日、さくらインターネットが上場していることをご存知の、その久しぶりの親御さんにあうと、「あの時反対しなかったらよかったねぇ」と笑って話をされていましたが、今日のかわいらしい新婦さんとは職場での出会いだったとのこと。きっと、いや絶対にその女性との出会いの方が大切だったでしょう。
一緒に会社を続けることが出来なかったことは残念でしたが、すばらしい人と出会えたことは一生の宝物になるでしょうし、私も心から嬉しく思います。

ただ、先に結婚してしまった私が言うのもおかしいのですが、人生の半分以上を付き合ってきた彼が結婚するのは同時に寂しさもあり、式の間はこれまでのことを思い出しながら、それらが過去のことだということを改めて感じたものです。
披露宴が終わった後、入り口でにこやかに待っている彼を見ていると、嬉しさと寂しさのあまり、感無量で気がつくと前が見えずに本当に恥ずかしい思いをしましたが、とにかく良かったです。
これからも、末永く幸せに、何十年たっても2人ではなく4人で会えることを楽しみにしています。
本当に、おめでとうございます。