2010年02月17日

ラックマウント型のバレンタインチョコ

先日はバレンタインデーでしたが、女性社員から、ある意味手作りなチョコレートをもらいました。

みる人が見ればわかる、そうラック型の箱に入ったチョコです。
ちなみに、ラックは手作りで、中にはチロルチョコが入っています。

以下は、ラックが並んだところ。

壮観ですね。

ただ、チョコはラックに乗っかっているだけなので、うっかりするとポロっと落ちてしまいます。
実際のデータセンターでも、ラックにマウントしていないお客様を見かけますが、サーバーがポロっと落ちたとなるとシャレになりませんから、地震対策用具などを活用して事故の無いようにお気を付け下さい。

ところで、嫁さんからは蛙チョコを貰いました。リアルです。
蛙チョコ

2010年02月16日

遅いHappy New Year!

先日、「さくらインターネットのサバ手ぬぐいが出来ました」を紹介しましたが、それに触発されて絵心を発揮する社員が増えてきました。
その中で、私の似顔絵の入った新年あいさつのはがきを作ってきたつわものがおり、せっかくなので紹介しておきます。

20100120-Happy%20New%20Year.JPG

ちなみに、なぜ電車の運転士かというと、私が電車好きであることをした上でのことだと思われます。
猫はうちでやってる、さくらのレンタルサーバのキャラだと思いますが、何とも胡散臭い仕上がりになっています。

本当は先月紹介されたのですが、なにはともあれ今年もよろしくお願いいたします。

2010年01月18日

kumofsを使う

最近KVS(Key-Value-Storage)が流行っていますが、うちの研究所においても「えとらぼ」さんと共同でkumofsの研究をしています。
色々とバギーなところも多いのですが、最新パッチを頂きながら、それなりに成果が出てきたようです。
kumofsの詳細については、さくらインターネット研究所に任せることにして、今回は一般にソースが公開されたこともあるので個人的にインストールした際のログを紹介します。


1. まず関連する諸ライブラリのインストール

libtoolのインストール
# yum install libtool

OpenSSLのインストール
# yum install openssl-devel

BZip2ライブラリのインストール(tokyo cabinetインストールのために必要)
# yum install bzip2-devel


2. msgpackのインストール

ダウンロード
http://msgpack.sourceforge.jp/

私は、msgpack-0.4.0.tar.gzをダウンロードしました。

ここで注意!
私の環境で ./configure && make した際、インストールは無事完了したものの、いざライブラリを使おうと思うと、__sync_sub_and_fetch_4が無いとのエラーが出ました。

kumofsの./configureをconfig.logより


configure:19500: checking for main in -lmsgpack
configure:19524: gcc -o conftest -O4 -Wall -O4 -L/usr/local/lib/ -mtune=i386 conftest.c -lmsgpack -lcrypto -lz -lpthread -lstdc++ >&5
/usr/local/lib/libmsgpackc.so.2: undefined reference to `__sync_sub_and_fetch_4'
collect2: ld returned 1 exit status
configure:19530: $? = 1

__sync_sub_and_fetchというのは、マルチスレッド環境下においてアトミックな加算処理を行うためのgcc組み込み関数ですが、なぜか_4が付いてしまっています。
これはgccの仕様で、引数の型を見て、その型のビット長を付けるためだと分かりました。
例えば今回の場合、4バイトなので 「_4」 をつけられています。
まあ、これはいいのですが、-march=i686をつければgccの挙動が変わるとのことなので、msgpackの./configure前には CFLAGSとCPPFLAGSにセットしておくことで回避しました。

# tar xvfz msgpack-0.4.0.tar.gz
# cd msgpack-0.4.0
# export set CFLAGS=-march=i686
# export set CPPFLAGS=-march=i686
# ./configure
# make
# make install

※参考になったサイト
仙石浩明の日記: __sync_bool_compare_and_swap_4 とは何か? ? glibc をビルドする場合は、 gcc の --with-arch=i686 configure オプションを使ってはいけない


3. tokyo cabinet のインストール

http://1978th.net/tokyocabinet/
私は、バージョン1.4.41をダウンロードしました。

# tar xvfz tokyocabinet-1.4.41.tar.gz
# cd tokyocabinet-1.4.41/
# ./configure
# make
# make install


4. kumofsのインストール

ダウンロードは、古橋さんのサイトからできます。
http://d.hatena.ne.jp/viver/20100118/p1

私は、githubよりkumofs-0.3.0 をダウンロードしました。


次に /usr/local/lib がライブラリに含まれるよう、環境変数をセット。
(私の場合、新しい環境だったので、これがないと cannot find -lmsgpack となりました)

# export set LDFLAGS=-L/usr/local/lib

早速ビルドを開始

# ./bootstrap
# ./configure
# make
# make install

とりあえず、インストールは完了したようです。

早速起動と行きたいところですが、忙しいので時間を見つけてクラスターを組んでみたいと思います。


なお、うちの研究所では型落ちのサーバを山のように用意して、実験をしているようですので、パフォーマンスなど実際のレポートは、そちらを期待してください。
私のほうでは、とりあえず画像生成サイトなど、個人的にやっているいくつかのサイトのバックエンドを、kumofsにしてみようかと思っています。
Apache用のmod_kumofsとかを作って、kumofsに格納されたバリューを、直接クライアントに返すなんてこともやってみたいところです。

将来的には、mysqlのように、共用サーバやクラウドでのインスタンス貸しをしてみたいものですね。

2010年01月01日

あけましておめでとうございます

皆様


あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。


公私共に、飛躍の年にしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。


皆様にとってよい一年になることを、祈念しています。


2009年12月23日

とある櫻花の画像生成(ジェネレーター)

いろんな人たちから「何やってんだ(笑)」と言われつつも、とある櫻花の画像生成が完成しました。


http://to-a.ru


元ネタは言わなくてもお分かりいただけるでしょうが、某禁書目録や某超電磁砲のタイトル風画像を作れるだけのサイトです。
ちなみに、「とある画像の自動生成」というサイトが既にあるのですが、Silverlightベースなのでクライアントのインストールが必要ですし、そのほかにも改良したいところが多かったので、自分で作りました。

改良したところ

  • サーバでの生成方式に変えた
  • グラデーションの粒度を細かくした
  • すべての文字にアンチエイリアスをかけた
  • フォントを極太明朝に変えた(HG明朝E)
  • サーバへの保存機能を設けた
  • とある???で、3文字入力を可能にした→ ex. とあるラジオの超電磁砲

今回は、PHP+GDで書いたのですが、文字に斜めの滑らかなグラデーションをかけるのは意外と難しく、文字データとグラデーションを別個で作って、独自のルーチンで合成するということをしました。
ImageMagickのレイヤーを使えば簡単だと言う情報をさまざまな人から寄せられたのですが、「プログラマたるもの制約の中で最高のアウトプットを出さんとあかん」ということで、GDのままです。(といいつつ、「ここまで作ったしGDでいいや」ってのが本音ですww)

まず、グラデーションを生成するコード。

続きを読む "とある櫻花の画像生成(ジェネレーター)" »

2009年12月18日

さくらインターネットのサバ手ぬぐいが出来ました

営業部員の力作、さば手拭が完成しました。

専用サーバ、専用サーバ複数台構成、専用サーバプラットフォームを、何となく解説しています。
20091218-tenugui2.JPG

写真では少し見にくいかもしれませんので、画像バージョンで。

専用サーバは一匹だけのんびりインターネットにぶら下がっています。
専用サーバ複数台サーバは、インターネットにぶら下がったウェブサーバの下に、DBサーバがぶら下がっています。
専用サーバプラットフォームは、ファイアーウォールを介して、さまざまなサーバがネットワーク化されています。ちなみにDBサーバはローカル側にしかつながっていません。

サメも心なしか寂しそうにしていますね。


年末押し詰まる忙しい中とは思いますが、うちの営業が挨拶回りとともに配ってますので、笑顔で受け取ってもらえるとうれしいです。

ちなみに、専用サーババージョン。
20091218-tenugui1.JPG

2009年11月30日

サーバまるごと占有可能な「さくらのマネージドサーバ」登場!

本日、さくらのマネージドサーバATOMプランをリリースしました。
これは、従来より要望の多かった、さくらのレンタルサーバ占有版と言えるサービスです。

さくらインターネットは、専用サーバ1万台突破と、さくらのレンタルサーバの20万ユーザ突破を、相次いで達成しました。
現在、専用サーバにおいては、信頼性と自由度が高くエンタープライズ用途にも耐える「専用サーバプラットフォーム」や、よりリーズナブルに自由な構成を実現できる「専用サーバプラットフォームSt」、メーカー製のサーバを初期費用なしで利用できる「専用サーバアドバンスドプラン」、価格的なメリットを強調した「専用サーバエントリープラン」など、幅広い商品ラインナップでお客様のニーズにこたえてきました。
また、さくらのレンタルサーバについては、125円で利用できるライトプランのほか、ビジネスプランの投入によって性能や信頼性の向上を実現し、法人ユースにも耐える定番のホスティングサービスへと成長しました。
その上で、専用サーバのように専有できる形態でありながら、サーバ管理を自前で行わなくてもよいマネージド型サービスへの要望を多く頂いておりました。

そのため、専用サーバで培った信頼性と運用効率を生かしながら、さくらのレンタルサーバにおいて利用実績の高いホスティングシステムを搭載を活用した、さくらのマネージドサーバを投入することとなりました。

今回は、先行してATOMプランの投入となりましたが、今後さらにハイスペックなサーバを利用した上位プランの投入も予定しております。
申し込み受け付けは12月10日からですので、ぜひご利用ください。

新サービス「さくらのマネージドサーバ」Atomプラン提供開始のお知らせ
http://www.sakura.ne.jp/news/archives/20091130-002.news

2009年11月27日

スパコンなんて要らないよ

何かと話題の事業仕訳。
蓮舫が「(コンピューター性能で)世界一を目指す理由は何か。2位ではだめなのか」などと発言して、かなりのひんしゅくを買っているのはみなさんご存じのとおりです。


しかし、本当に今回のスパコンは必要なのか?


正直なところ、今回のスパコンなんて無くても、大して困りません。
一度予算をカットされて、頭を冷やしたほうが良いでしょう。

今となっては、グラフィックボードのGPUを活用して演算ができる時代です。
今回のスパコンで利用する予定のsparcチップがどれだけ素晴らしかったとしても、そこそこの性能が出るIntel Xeonなどを活用した計測計算機作りをするほうが、産業の広がりがあるというものです。(NECはIntelと共同で、ベクトル演算拡張をCPUに入れる研究をしているそうですし)
本当に、1からCPUを設計し、世界中のエンジニアの度肝を抜くようなプロジェクトでない限り、大量の予算をつけるのは無駄です。


ちなみに、既存のチープなCPUやGPUでスパコンづくりをしているプロジェクトは山ほどあります。
スパコン開発で「ゴードン・ベル賞」 長崎大助教ら受賞 「国内最速」安価で実現
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/136999

昨年の話ですが、Sonyや東芝が開発した和製のCellを利用したIBMのスパコンもあります。
IBMのスーパーコンピュータ、1ペタFLOPSを達成--PS3のCellを使用
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20375049,00.htm


ちなみに、IBMはPOWER7で10PFlopsを目指すそうです。これは、今回のスパコンプロジェクトの目標値と同じです。
ハッキリ言って、1位になれないのが分かっているプロジェクトに意味はありません。
1位かそれ以外。スパコンの世界はその2つしかありません。
2位ではだめなのです。
オンリーワンではなく、ナンバーワンでなければならないのです。

それらの活動を通じて、研究者・技術者が世代のバトンタッチをし、いつまでも日本がスパコンで認められる国にならなければなりません。


今後、草の根で起こり始めている国内のスパコンプロジェクトをよく吟味し、気合いを入れてプロジェクトを立て直し、国税をたっぷりとつぎ込んで日本の真価を世界に知らしめること。この方向性を、政治家、科学者、官僚がしっかりと握り、世界に冠たる科学技術大国になってほしいと心から願います。

結局、スパコンプロジェクトはかなり「怪しい」「妖しい」ものであるのは否定できません。
その上で、今回の問題はスパコンが否定されたことではなくて、「1番でなくてもいい」「科学技術予算が投資ではなくコスト」という言葉が国民の代表から発せられたことが、一番憂うべき事態だと思うわけです。

日本が技術以外、何で生きていくというのでしょうか・・・。

私がやりきれないのは、科学立国で生きているくせに、それの重要性を理解しようとすらしない、政治家たちの貧困さなのです。


P.S.
日本の研究者の方で、HPCの研究をしたいという方がおられれば、ぜひ共同研究をしましょう。
データセンターファシリティとサーバであれば提供できます。
できれば、チープなマシンを何千台も並べて、ひとつのコンピューティングリソースとして共用できるプロセッシングファームを作りたいと思っていますから。
いつか、スパコンは「スーパーコンピューター」から「スーパーコンピューティングファーム」となって、もっとたくさんの人が恩恵に与かれる日が来ることを願っています。

2009年11月26日

クラウドじゃなくても、すぐ使える専用サーバ

昨日のことですが、専用サーバ(エントリープラン)の翌営業日提供開始についてのリリースをしました。

専用サーバ エントリープラン翌営業日サービス提供開始のお知らせ
http://www.sakura.ad.jp/news/archives/20091125-002.news

最近、リソースをすぐに追加したい!いらなくなったら解約したい!という要望が高まってきました。
このサービスは、そのような要望に答えるためのもので、もちろん別途費用はかかりません。
オンラインサインアップにてクレジットカード払いにして頂ければ、翌営業日にはIPアドレスとパスワードが届くということで、急な増設にも素早くこたえます。
なお、専用サーバ(エントリープラン)の場合、最低利用期間は3カ月ですので、それさえ過ぎれば前月20日までに申請するだけで、いつでも解約ができます。

最近、クラウドコンピューティングに注目が集まっていますが、専用サーバでできることもたくさんあります。欲しい時に欲しいだけ、すぐに用意するということは、専用サーバで十分可能ですし、数百件レベルでサーバの開通をしているさくらインターネットだからこそできるサービスだと考えています。

今後、クラウドコンピューティングの強みもはっきりと認識しながら、専用サーバで出来ることはこれからも広げていきますので、今後もご期待下さい。

専用サーバ: http://server.sakura.ad.jp/dedicated/entry/index.html

2009年10月30日

運用保守を強化!MSPサービスの開始について

今回、お客様のシステム運用・保守を行う、マネジメントサービス(MSP)への進出を発表しました。
MSPサービスの提供にあたっては、米国のNetEnrich社と提携を行い、インドのオフショア拠点を活用して、ハイエンドな技術者による24時間365日のサポート体制を実現します。

「NetEnrich 株式会社とのマネジメントサービスプロバイダ事業に関わる業務提携に関するお知らせ」
http://www.sakura.ad.jp/ir/news/archives/20091029-001.news

当社においては、昨年2月に双日株式会社への第三者割当を行い、双日グループの一員として事業の拡大を進めてきましたが、同じく双日グループであるNetEnrich社との提携により、グループ内でのシナジー効果を生み出せるものと考えています。

現在、高付加価値サービスの代名詞として参入が伸びゆくMSPですが、当社の場合はオフショア拠点活用によるコストパフォーマンスの最大化と、データセンターとのワンストップ体制による柔軟かつ迅速な運用保守体制を武器として、先行する事業者に対する大きな差別化が可能であろうと考えています。

今後、ハウジングやホスティングサービスの拡充と並行し、MSPという新たな事業の柱を育て上げ、IT企業のみならず、一般企業のIT需要を取り込める体制を構築していきます。

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